
▲施設外観

▲リハビリテーション室風景
当院は回復期病棟47床を含む、全80床の入院病床および外来部門を有するリハビリテーション病院です。
患者様の疾患としましては脳血管障害の後遺症(高次脳機能障害を含む)、パーキンソン病などの神経難病、胸腰椎圧迫骨折などの整形疾患、心不全を中心とした循環器疾患などに対して、高度なリハビリテーション医療を提供しています。当院は身体機能、高次脳機能(ドライビングシュミレーション)、嚥下機能等のリハビリテーションに加え、心臓リハビリテーションや上肢・手指リハビリテーションにも力を入れております。
心臓リハビリテーションでは、心臓運動負荷モニタリングシステムや最新の筋力トレーニングマシンを使用し安全かつ効果的なリハビリテーションを提供しています。
上肢・手指リハビリテーションでは、日本で初導入の上肢ロボットを活用し、効果的な日常生活動作の改善に向けた取り組みをしております。
脳神経疾患や整形外科疾患の急性期治療が終了した患者様に対して先進的なリハビリテーションを回復期で提供することでより一層の機能回復を目指し、患者様の地域への生活・社会復帰を支援して参ります。

HUR(空圧式筋力トレーニングマシン)
外来心臓リハビリテーションにおいて、集団リハビリの特性を活かし、一度に複数の患者様に安全にご使用いただける点に大きな利点を感じています。
適切な負荷量を医療者と患者様で共有できるため、その日の体調に応じた都度調整が行え日々の安全管理に寄与しています。
計画的なセッション進行と管理業務のシステム化は、スタッフの業務負担軽減にもつながっています。
また、データの「見える化」は患者様のモチベーション向上や目標共有に非常に有効です。
■ 導入後の患者様の声
・過度な補助を受けることなく、ご自分のペースで安心して運動が行える。
・操作がシンプルでわかりやすい。
・空気圧による滑らかな負荷(一定の負荷)のため、日々の体調変化に気づきやすい。
・運動メニューの進捗状況がひと目でわかるため、励みになる。

運動器疾患や脳血管障害の患者様などに対しレッドコードを導入しています。
手術後のリハビリなどにおいては、痛みの恐怖心から筋肉が強張ってしまうケースがあり、身体を適切に支持することで安心感を与え、痛みに配慮した関節周囲筋のトレーニングに活用しています。
また、関節の拘縮予防・維持を目的とした運動療法にて活用。腰部や下肢を免荷(重みを軽減)することで、負担を抑えながらスムーズな動きを引き出しやすくできるのが大きなメリットです。

5m×3mの広々とした空間で身体をサポートできる空間免荷システム「ユニバーサルコアフレーム」を導入し、主に脳血管障害等下肢の重度麻痺を呈した患者様などのリハビリに活用しています。
その中で「歩行量を増やしたい」というニーズに対し、安全に免荷(体重負担の軽減)を行うことで、転倒リスクを徹底的に抑えながら積極的な歩行練習を可能にしています。
空間を自由に動ける利点を活かした歩行中の方向転換や横歩きといった応用訓練にも広く活用。
単なる直進歩行に留まらず、次のステップへ向けた多彩な動作練習を安全かつ高頻度に実施できる環境作りに寄与しています。

コグニバイク(認知トレーニングエルゴメーター)
運動と認知課題を同時に行うデュアルタスク(二重課題)トレーニングとして「コグニバイク」を導入し、主に脳卒中(脳血管障害)の患者様のリハビリテーションに活用しています。
臨床における「限られた時間の中で、効率よく必要な運動を提供したい」という課題に対し、コグニバイクはとても有効です。
単なる認知機能へのアプローチに留まらず、身体を動かす有酸素運動の要素を効率的かつ自然にリハビリプログラムへ組み込める環境作りに役立てています。

Armeo®Spring Pro(上肢外骨格型ロボット)
国内初導入となる上肢リハビリテーション機器「Armeo®Spring Pro」を採用しています。
新機能の「TrueG」テクノロジーにより、腕の重力を動的な全域にわたって一定に支える(免荷する)ことができるのが大きな特徴です。
これにより、患者様はご自身の残存機能を最大限に活用しながら、より自然な動きに近い生体力学的な反復訓練を安全に行うことができます。
主に脳血管障害の軽度〜中等度の上肢機能障害をお持ちの患者様を対象としており、ゲーム性のあるデジタルコンテンツと組み合わせることで、自発的なモチベーションの向上を図りながら、より多くの運動量を前向きに、積極的にこなしていただける環境を提供しています。

VitalStim® Plus(電気療法+sEMGバイオフィードバック)
当院でバイタルスティムを導入して良かった点は、電気刺激が的確に嚥下筋の収縮をサポートしてくれる点です。筋肉の動きが患者様ご自身にもはっきりと分かるため、『自分からしっかり飲み込もう』という意欲が自然と引き出されているように思います。
自動運動が得意ではない患者様にも使えるので使用頻度が高いです。

sRED(咽頭収縮トレーニングツール)
sREDを使用することで、シャキア訓練ができない患者様に対しても筋力強化が安全かつ効果的に行えるようになり、嚥下機能の再獲得に寄与していると思います。
手軽に実践的なアプローチが可能になるため、嚥下リハビリの現場において重宝しています
施設名 | 名古屋市立大学医学部附属リハビリテーション病院 |
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施設住所 | 名古屋市瑞穂区弥富町字密柑山1番地の2 |
施設HP |