「レッドコード」は多彩な運動メニューのバリエーションから、心臓リハビリテーションの集団運動への応用が期待され注目を集めています。

「心血管疾患におけるリハビリテーションに関するガイドライン(2021年改訂版)」では、有酸素運動やレジスタンストレーニングだけでなく、バランストレーニングや柔軟性を組み合わせた複合的な運動が推奨されています。

レッドコードは、この複合運動を安全かつ楽しく実践できるサスペンション・エクササイズツールです。集団運動への応用にも適しており、施設の強みづくりをサポートします。

 

  •  レッドコードとは? 

レッドコードは、ノルウェー発祥のスリングエクササイズシステムです。

身体の一部を免荷し支持することで、安定した環境で多様な運動を行うことが可能です。理学療法や運動療法の現場で幅広く活用されており、心臓リハビリテーションにおいても導入が進んでいます。

Redcord®

有用性

ストレッチからレジスタンス

バランス訓練まで実施可能

高齢化する心疾患患者にあわせて負荷の調整が自在

テーラーメイドな訓練を提供

楽しく集団運動ができ、継続率向上に期待

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FEATURES

  •  導入イメージ 

レッドコードは立位・座位のどちらの姿勢でも活用でき、患者さんの身体機能や目的に応じて柔軟にプログラムを設計できます。体を支えながら行えるため、安心して筋力強化やバランス訓練など幅広いリハビリに応用可能です。

  • 心臓リハビリテーションにおけるRedcord®運用の一例 
心臓リハビリテーションの実施例

※一回あたり1時間(3単位)で実施


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FEATURES

  •  Users Interview  

各施設様のレッドコード活用インタビューを掲載しています。導入の狙い・運用・患者さんの反応など、立ち上げのリアルが分かる内容です。

詳細は下記よりインタビュー記事をご覧ください。


ユーザーズインタビュー

  • 八王子みなみ野心臓リハビリテーションクリニック様

二階堂 暁先生(Akira Nikaido ,M.D., Ph.D.)

八王子みなみ野心臓リハビリテーションクリニック 院長

医学博士・日本内科学会認定内科医・日本循環器学会認定専門医・心臓リハビリテーション指導士・日本医師会認定健康スポーツ医

日本体育協会公認スポーツドクター・認定NPO 法人ジャパンハートクラブ理事・日本メディカルフィットネス研究会委員

二階堂 暁院長先生

レッドコードは、医療現場としては運動器系疾患や中枢系疾患に対する治療に用いられることが多いと思います。レッドコードを使用した運動は、体への負担の割に通常より負担や苦しさを感じることが少なく、効果的に楽しく効果を上げていくことができます。高齢化が進む心疾患において、患者さんは運動器障害・中枢系疾患を合併していることも多くなっている現在、心臓リハビリテーションにおいてもその可能性に期待が寄せられるところです。当院では、レッドコードを用いたエクササイズにより【柔軟性の改善】【筋力の強化】【バランス・調整力の向上】【転倒予防効果】などの身体機能への効果と【リラクゼーション・自律神経系の安定】などから心臓や血管への効果が得られることを期待して、積極的にレッドコードを用いています。

「運動」というワードに抵抗を持つ高齢の方は少なくありません。その中で実際にレッドコードを使用した方からは、「普段ではできない動きができた」「大変な運動も楽しくできる」などの声をいただいています。また、手術後で動作に不安のある方からは「久しぶりに力を抜いてリラックスすることができた」という声が多くあります。レッドコード実施後は表情もよくなっている印象です。このようにレッドコードのメリットは高齢であっても楽しく、効果的に行うことができる点だと思います。

  • ほそごえハートクリニック様

自重を活かした多彩な運動が可能で、体力や状態に合わせて安全に使用できる点が魅力。高齢者や要支援者へのアプローチにも
最適です。

高齢化が進み、複数の併存疾患を抱えながら生活されている方が増加する中で、従来の心臓リハビリテーションプログラムの実施が困難な方も増えてきていることを、日々の臨床を通じて痛感しております。

レッドコードは、自身の体重を基準に、生活状況や体力、意欲に応じて負荷の調整が可能であり、姿勢に制限されずにトレーニングが行えるため、老若男女問わず幅広く活用できる点に魅力を感じ、導入いたしました。

細越 巨禎 院長先生

長島 瑞希 先生

  • 医療法人桃山会 小野内科医院様

赤澤 奈緒 先生

今までのセラバンドや自重のみを用いたレジスタンストレーニングでは十分な負荷がかけられていないと感じており、レッドコードを用いることで特に、体幹・バランスを重点的に鍛えられるようになりました。また、運動のバリエーションが増え、多種多様なプログラムを提供できています。

レッドコードやHURなど他の施設にないものを取りいれていますが、患者さんの受け入れは非常によくそれ目当てにリハビリテーションを始める方もいるくらいです。当院のリハビリ患者さんの継続率は80%を超えていますが、それだけ反応がいいという風に捉えています。

 澁谷 諒 先生

レッドコードは座位や立位、臥位など様々な姿勢で使用でき、負荷量も使用者に応じて漸増・漸減できることから幅広い年齢やADLの患者さんに使用できる点が導入のきっかけです。

上肢で支持することができる点から、当院のように高齢者が多くスタッフ数が少ない施設での集団運動療法とは相性が良いと感じています。

レジスタンストレーニングと言えば「きつい」というイメージを持ちがちですが、レッドコードによる運動は自然と笑顔を引き出すことができるため、患者さんも楽しく行うことができている印象を持っています。


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FEATURES

  • sample             セミナー/レッドコードセミナー

当社では、定期的にレッドコードを使用した心臓リハビリ向けセミナーを開催しています。

また、幅広いテーマに対応したレッドコードセミナー、さらに現場のニーズに応じた様々なセミナーを開催しています。

最新スケジュールや内容は下記よりご確認ください。


導入を検討されている方へ

心大血管疾患リハビリテーションの概要から、施設基準・診療点数、さらには機器を含めたトータル提案まで

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導入をご検討の際の参考資料としてぜひご覧いただき、不明点や詳細なご相談がございましたらお気軽に弊社までお問い合わせください。

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