
質の高いリハビリテーション医療を地域にくまなく提供することは、地方大学病院に課せられた大きな責務の一つです。
そのためには、新しいテクノロジーをリハビリテーション医療でも駆使して手厚く実施したいと考えています。
リハビリテーション機器の整備・充実、県内ネットワークの構築など未来に向けた活動も、より一層の危機感を持って進めていく必要があります。
一方で、地方の医療システムは都市部と異なり役割分担が進んでいないところがあります。
リハビリテーション専門の医療機関がないため、急性期から生活期までを一つの医療機関でカバーしなくてはならず、限られたマンパワーでどの様に上手くやっていくかを考えなければいけません。
地方大学病院ならではの課題に一つ一つ取り組んでいき、質の良いリハビリテーション医療を提供できるようにしたいと考えています。

学会で拡散型衝撃波の講演を聞いて導入を検討しました。
現在ボツリヌス療法も行っているのですが、ボツリヌス療法の最大の短所は注射による投与であるため痛みを伴う治療になってしまうことです。
拡散型衝撃波であれば非侵襲的に使用でき、症例によっては同程度の治療効果が得られるという点に非常にメリットを感じました。
痙縮コントロール効果としては、下肢に比較して上肢では即効性もあり効果が高い印象があります。
拡散型衝撃波の治療効果を高めるために、当院では 週間程の短期入院で集中的なリハビリテーションと拡散型衝撃波を併用して使用している患者さんもいます。
痙縮だけではなく運動器疾患への使用頻度も高いです。
整形外科から患者さんを紹介して頂いて、スポーツ選手のオーバーユース障害の治療や疼痛に対するアプローチとしてもよく活用しています。
やはり痛みのコントロールが出来ないとリハビリテーション治療がなかなか進みません。
痛みのコントロールにも即時性があるので、運動器に対しても非常にメリットを実感しています。
やはり即時効果が得られるので、患者さんの治療への受け入れが非常に良いですね。
患者さんだけでなく、我々医療者サイドもその場で効果を実感できるので治療を進めやすく、リハビリテーション治療への流れも非常にスムーズになりました。
痙縮に対するリハビリテーション治療では3単位程実施することが多いのですが、今までは関節の拘縮を伸ばすだけでも時間が取られてしまっていました。
持続時間も短く、いざ機能訓練を開始しようとした時には戻ってしまっている事も多かったです。
短時間で使用でき、持続時間も長いので患者さんからも評価して頂いています。





