
当院はリハビリテーション専門病院です。
回復期リハビリテーション病床が179床あり、その他生活期のリハビリテーションの資源として外来・訪問リハビリテーションの機能を有しています。
当院の役割として、できるかぎり早期に急性期病院から患者さんを受け入れ、適切な医学的管理で合併症を予防治療する。
そして集中的なリハビリテーションを、チームアプローチを駆使して、離院自宅ADL、IADLの回復を図って、地域と連携しながら、できるだけご自宅に返していく。
退院した後も社会復帰して患者さんが地域な人生を送れるように、通勤の生活期リハビリテーションをつなげていくということも大事でないかと考えています。
体外衝撃波を知ったきっかけは2021年脳卒中治療ガイドラインの改訂で体外衝撃波について掲載された事でした。
脳卒中においては2010年頃から臨床応用されていることを文献で確認し、実際に炭酸泉・拡散型衝撃波のテスト運用を行い痙縮の患者さんへの即時効果と持続効果が確認できたため、導入を決定しました。現在は回復期病棟の入院患者さんを中心に使用しています。
導入にあたって事前に文献調査をする中で、拡散型の利点が多く報告されていた事が理由の一つです。
当院でも慢性が恒く、扱いやすく、導入時・運用時のコストが低い拡散型を導入しました。
まずは痙縮へのアプローチの即時成が得られた事。
従来の痙縮治療として運動療法によく電気療法をよく選択していました。電動療法の即時効果はありますが、持続時間の面では拡散的には1時間から長くて半日程度でした。
体外衝撃波の場合は疾患から持続効果が1週間以上ある症例も多く、その点においては従来の物理療法よりもメリットが大きいのではないかと感じています。
現在は片麻痺あるいは脊髄損傷による四肢痙縮の患者さんに対する四肢の痙縮に体外衝撃波を使用しています。
痙縮は肩の周囲に起こる事も多く、肩がを伴う場合があり、リハビリの阻害要因になることがあります。
体外衝撃波を使用することで、肩の痛みが減り、可動域が広がる、ストレッチあるいは上肢の機能訓練が行いやすい、という声をいただいております。

